「後輩たちに少しでも刺激を与えられるようなレースを」競泳・大橋悠依がフレッシュな代表を牽引へ 高校生が4人内定
競泳で東京五輪個人2冠を達成した大橋悠依選手が27日の会見で、フレッシュな代表を引っ張る意欲をのぞかせました。 【画像】パリ五輪代表に内定した競泳の大橋悠依選手 24日まで開催されたパリ五輪代表選考会の200メートル個人メドレーで日本水連が定める派遣標準記録の2分10秒70を上回る2分9秒17の記録で優勝。大橋選手は2大会連続となる五輪の切符を獲得しています。 この日の会見では「久しぶりに9秒台で泳げたのでやっと自己ベストを目指せる状態にきた。オリンピック本番では決勝進出、自己ベスト更新を目標に自分のレベルを上げて、すべてやることをやった状態でオリンピックのスタート台に立ちたい」と決意を示しました。 また、今回の代表は高校生が4選手入るなど13選手が初代表。28歳の大橋選手は、「高校生の代表がどんどん決まっていく中で、ベテランが苦しむ姿を見たりとか、世代交代を身に染みて実感した大会だった。まだまだフレッシュな気持ちも大事だとすごく感じた。年齢関係なく、自分自身がやりたいレースをして、後輩たちに少しでも刺激を与えられるようなレースをしたい」と意欲を見せました。