「子どもができたから路線を変えるとか、そういう発想はないです」ずっと珍獣ハンターでいたい、イモトアヤコのキャリア観
ずっと珍獣ハンターでいたい
産休前はドラマ出演など、俳優としての仕事も目立った。現在はWEBマガジンの編集長でもある。ママタレントとしてのイメージチェンジや、キャリアシフトを考えているのだろうか。 「いえいえ。逆に、妊娠と出産で一年くらい仕事から離れて、復帰してみてわかったんですけど、やっぱり私、ロケが、『イッテQ』の仕事が大好きなんですよ。子どもができたから路線を変えるとか、そういう発想はないですね。やっぱり体を張ったロケっていうのはずっとやり続けたいです」 80歳を超えてもハードなロケを続けるデヴィ夫人にも、大いに刺激を受けているという。 「年齢も子育ても、別に何の理由にもならないなと。自分次第ですよね。やり方を考えながら、やりたいことをやろうと決めています。お芝居もやりたいし、やっぱり、ずっと珍獣ハンターでいたい。妊娠で17キロ太り、体もなまって『世界をまたにかける瞬足の女芸人』じゃなくなっちゃったので、今はジムで鍛えたり、坂道ダッシュしたりして、鍛え直しています。今年は取り戻しますよ、瞬足を!」 ___ イモトアヤコ 1986年、鳥取県生まれ、お笑いタレント、俳優。2007年からバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』に出演して一躍有名になる。TBSラジオ「イモトアヤコのすっぴんしゃん」では普段着のままのフリートークを展開中。『下町ロケット』や『家を売るオンナ』などテレビドラマにも出演し、俳優としても活躍する。2019年に結婚。2021年、第一子を出産。著書に『棚からつぶ貝』(文藝春秋)など。WEBマガジン『よかん日和』を主宰。