私には4人もお母さんがいるんですよ――出産からもうすぐ1年、再始動するすみれの人生設計
芸能一家に生まれ、7歳からハワイで育ったすみれ(32)。日本とアメリカで活動を続けながら、一般男性と結婚。昨年4月、男児を出産した。現在は子育てに奮戦しつつ、モデルを中心に少しずつ仕事を再始動している。子どもが生まれてからは、いろいろと感じることがあるといい、最近インスタグラムではプライベートな写真を封印した。父、母、きょうだい、そして夫、息子への思い。母になったすみれは今、どんな未来予想図を描くのか。(取材・文:山野井春絵/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース オリジナル特集編集部)
独身時代はウーバーイーツ様様、料理も苦手でした
2022年4月、すみれは男児を出産した。 結婚したばかりの頃は、夫と「子どもは3人ほしいね」と話し合っていたものの、第一子は思いがけず30時間以上かかった難産。「今はとても2人目なんて考えられない」と苦笑する。4000g超のビッグベイビー、さすが身長175センチと日本人離れしたすみれの子だ。夫も180センチ以上の高身長という。 「風邪ひとつひかない、元気な男の子です。今は、離乳食がちょっと大変。私はもともとあんまり家事が得意じゃないタイプで……独身時代はウーバーイーツ様様という感じで過ごして、料理も苦手でした。『チューボーですよ!』やってたのにね。いや、やってたからなんです! 本当は余り物でパパッとご飯が作れるようになりたかったんですけど、『チューボー』では本格的なレストランのレシピに挑戦することが多かったから、もう真面目にやらなきゃってトラウマになってしまって。もっと料理しなさいって、堺正章さんに叱られちゃうかな(笑)」 夫は家事にも協力的。義母もよく手伝いに来てくれ、助かっているという。 今は子育て中心と決め、ゆったりしたペースで仕事を受けている。 「妊娠してからは、ほとんどオーディションも受けてきませんでした。そろそろ、ハリウッドのオーディションをまた受けてみようかな、とも考えてます。ただ、ブッキングしたとしても、子どもを置いて外国に半年来なさいと言われたら、やっぱり無理ですよね。作品にもよりますし‥…いろいろと悩み中です」