【ラグビー】「こんな試合は2度としてはいけない」大敗の相模原・岩村昂太主将 開幕2連勝逃す
<ラグビー・リーグワン1部:BL東京61-8相模原>◇第2節◇29日◇東京・味の素スタジアム◇観衆1万471人 三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原)が、開幕2連勝を逃した。 2連覇を目指す東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)に計9トライを献上。前半で8-49と大量失点を喫し、SH岩村昂太主将(31)は「こんな試合をしてしまい、相模原を代表し、会社を代表してプレーしているが情けない。こういった試合は2度としてはいけない」と険しい表情で総括した。 前半3分、早稲田大出身のWTB小泉怜史(24)が自陣でのインターセプトから先制トライ。だが、1点リードの同24分に逆転トライを許し、一気にたたみかけられた。32分に日本代表ロックのエピネリ・ウルイバイティ(28)がシンビン(10分間の一時退場)となり、レッドカードに繰り上がって数的不利が続いた。グレン・ディレーニー・ヘッドコーチは「ハーフタイムには結果が決まっていた」とし、前半20分から20分間の戦いぶりを悔やんだ。 次節は25年1月4日、東京・秩父宮ラグビー場で開幕2連勝の静岡ブルーレヴズ(静岡)を迎え撃つ。今季加入した南アフリカ代表FBカートリー・アレンゼ(28)は「ラグビーのキャリアで、こういう結果になることもある。もっと強いチームになり、来週挑むことが大事」と引き締めた。【松本航】