「信は力なり」京都工学院敗退 泣き虫先生に涙なく 高校ラグビー
第104回全国高校ラグビー大会は1日、東大阪市花園ラグビー場で3回戦があり、4度花園を制した伏見工が統合・再編、校名変更後、京都工学院として9大会ぶりに花園に戻ってきたが、5―21でBシードの国学院栃木に敗れた。ドラマ「スクール・ウォーズ」のモデルにもなった伏見工の元監督で「泣き虫先生」こと山口良治さん(81)は試合後、「復活の兆しを感じた」と涙を見せることなく選手たちをねぎらった。山口さんの試合後の主なコメントは次の通り。 【写真で見る】京都工学院-国学院栃木 (両チームとも)同じタイプのラグビーだったが、相手チームの方がきっちりと一つ一つのプレーをやっていた。(第1グラウンドは)やっぱりいいですねえ。懐かしい限りです。彼らもここでやれて、良い思い出になったと思います。 <2回戦でシード校の中部大春日丘(愛知)を破って1月1日を花園で迎えた> 本当にみんなよくやってくれた。復活の兆しを感じました。(山口さんが残した部訓である)「信は力なり」の言葉通り、彼らがみんなの思いを一つにして、さらなる歴史を築いてくれると期待しています。 <監督や選手にどんな言葉を> ご苦労さんと。これからも、新しい歴史を築いてほしいと伝えたいですね。