日本の本当うまいラーメン「究極の一杯」女性が《すべて国産》でつくる、駅から徒歩20分の行列店を大調査
全店実食調査で忖度なしの「ほんとうのおいしい」を届ける雑誌『おとなの週末』。旨いものを探しに北から南へ、東から西へと行脚し、ときには1日5食を食べ歩く強靭な胃袋を持ち合わせる覆面調査隊が「うまい!」と太鼓判を押す絶品のラーメンを紹介します。 【写真】大粒のワンタンに大満足…京王線・井の頭線の「うまいラーメン」ベスト5店はこちら
国産素材と無化調にこだわり
今回は、京王井の頭線の井の頭公園駅から徒歩20分という距離にありがなら行列ができる「中華蕎麦 向日葵」だ。店主はふたりの子どもを育てる母親でもある大橋純子氏。国産素材と無化調にこだわり、ラーメンの味からお店の経営まですべてを取り仕切っている。 トッピングの野菜をはじめ、鶏ガラやモミジは生の大山どり、低温調理の肩ロース肉は埼玉県産の銘柄豚・いもぶたと、材料はすべて国産と決めている。スープは、クセのない鶏清湯で、ダシの風味を利かせた醤油ダレが下支えする。鶏スープと煮干しのダシを1対1の割合で合わせた「煮干しそば」も、煮干し特有の脂や苦味を抑えたやさしい味。「中華そば」と共に、醤油・塩から味が選べる。 また、井の頭線の三鷹台で居酒屋『SAKABA YAMATO』を経営するご主人が2021年にオープンしたラーメン店『麺屋YAMATO』では、無化調といった『向日葵』の方向性を踏襲しつつも、違ったラーメンを提供する店として、こちらも行列店だ。オープン以降スープ同様に麺にもこだわり、1階を店舗に2階で製麺を続けている。 …つづく「京王線・井の頭線の本当にうまいラーメン「究極の一杯」ベスト5店…《あっさり》から《濃厚》まで大公開!」ではトライラーメン大賞を受賞した京王線・井の頭線沿線の名店を紹介します。