【2024年最新・エリア別】アートとグルメを堪能、Penおすすすめの青森旅
旅の宿斉川@黒石市
旅の宿斉川は、黒石市の東側、八甲田連峰の東に位置する黒石温泉郷に位置する自然豊かな温泉宿。板留温泉の源泉掛け流しで、希望があれば貸切温泉に入ることもできる。十和田や八戸エリアからもアクセスがいいのもうれしい。旅館周辺には紅葉の名所で有名な「中野もみじ山」「津軽こけし館」「津軽伝承工芸館」など、すべて徒歩で行けるので、時間が許す限り散策してみては。 黒石市周辺は、青森県内でも山菜の種類が豊富なことでも有名。女将の斉川蘭子さんは、美容師時代に留学したニューヨークでの先進的なヴィーガン食に感銘を受けたことをきっかけに、青森県ならではの野菜を中心にした伝統食の魅力を再発見。この宿でも積極的に菜食メニューを取り入れることにしたという。 ダイニングにはカウンターが併設されており、食後は女将が選曲したジャズが流れるムーディーな照明のバーがオープンする。お酒もユニークなものが多く、青森県産の日本酒、シードル、ブランデーなど、青森を代表する酒蔵や蒸留所のお酒を中心にラインアップされている。アート好きな女将・蘭子さんと語らいながら、お酒を飲むのが楽しいひと時。 「アーティストや、アート好きな人の交流の場になれば」と語る蘭子さん。 近い将来、隣の土地に宿泊施設を増設してアーティストたちのアトリエをオープンさせる予定なのだそう。新たに計画中の新館にも足を運んでみたい。 次回は、青森旅【弘前編】。個性的な街の取り組みなど、見どころがたくさん!
文:住吉智恵、Pen編集部 写真:溝口拓
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