【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】水崎正二 優勝戦で地元ベテランが波乱を演出
<25日・飯塚オート・2日日> 【記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40】 状況判断は的確だった。準決勝戦6Rの水崎正二はゼロ線の同ハン外枠の佳元光義にS先行したものの、素早くかわされ2番手へ。佳元を追走するも「付いていける感じはしなかった」。そこで「コースを守った方がいい」と方向転換。以降は内コースを外さず後続に全くスキを与えない走りで2着を守り切った。 「悪いときはコースを守ってもやられるきね。それでやられんから…」。エンジンは悪くないと言いたげだったが、それでも簡単に抜かれたのが気がかりの様子。「試しに何かやった方がいいのかな」。もうひと調整も視野に入れるが、それより百戦錬磨の大ベテランが、2度も同じ展開に持ち込まれるとは考えづらい。優勝戦はS直後からコースを守る意識を高め、最後まで抜かせない。▼8Rは1―3657―3657。