マイケル・オブ・ケント王子妃の華麗なるジュエリースタイル【前編】
故エリザベス女王の従弟であるマイケル・オブ・ケント王子の妻で、レディ・ガブリエラ・ウィンザーの母親でもあるマイケル・オブ・ケント王子妃。ロイヤルファミリーの中でも、華やかな美貌と卓越したファッションセンスが際立つ彼女は、ロイヤルジュエリーのコレクターとしても有名。彼女がこれまでに見せてきた、ジュエリーコーデとドレスアップの数々を年代順に紹介します。 【写真】ピンクドレスをまとったおしゃれロイヤルレディたち
マイケル・オブ・ケント王子妃ってどんな人?
1945年1月、チェコ生まれ。オーストリア、オーストラリア、モザンビークなど複数の国で育ち、結婚前はインテリア・デザイナーとして働いていました。'70年代にマイケル・オブ・ケント王子と出会い、1978年にウィーンで結婚。ふたりの間にはレディ・ガブリエラ・ウィンザーとフレデリック・ウィンザー卿の2の子どもがいます。王子妃は多くの慈善活動に携わっているほか、作家としても有名。彼女の祖先であるディアーヌ・ド・ポワチエを題材にした「The Serpent and the Moon」は代表作の一つです。
1975年6月
英国王室で脈々と受け継がれるサファイアのジュエリー。彼女もサファイアの大ファンで、ロンドンで行われたチャリティディナーでは、サファイア×ダイヤモンドのイヤリングと、2つのブローチを装いのアクセントに。ブラックとピンクのバイカラードレスも洗練を印象付けています。
1980年6月
もとは義母であるケント公爵夫人マリナ妃が所有していたデイジーのブローチ。これに手を加え、小さなブローチはイヤリングに、また黒いリボンに通してチョーカーとして身につけて。大きなフリルが揺れるモノトーンのドレスと見事に調和しています。
1985年12月
'80年代に頻繁に着用されていたのが、イヤリング、ネックレス、ブローチからなるパールとアクアマリンのセット。大きなパフスリーブのピンクドレスに透明感あふれる輝きとエレガンスを加えています。