パリ五輪女子100mハードル日本代表の【福部真子】の、ヘルシーで大人見えする淡青デニムスタイル!
何回も諦めそうになりながらもパリ五輪の切符を掴み、勝ち上がった準決勝で世界のトップ選手たちに挑んだ力走が注目を集めた福部真子。高みを目指し続けるハードル女王が、爽やかで大人な淡青デニム姿で登場!
デニムパンツ14万800円、デニムシャツ参考価格16万3900円、バッグ33万円、ネックレス参考商品、パンプス19万8000円(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)、その他はスタイリスト私物
体脂肪をひと桁台まで絞り込んだ身体に、淡青デニムが主役のヘルシーで大人っぽい装いが映える福部真子。
「デニムが大好きで、この色のものは何本も持っています。お気に入りは〈デンハム〉。レディースサイズが入らないのでメンズのストレートをよく穿きます」
パリ五輪では、準決勝後の「最高の12秒間だった」という言葉が印象的だった。
「3年前にパリ五輪のファイナルに残るという目標を立てたときはまだ12秒台にも入ってなくて、そこからあの舞台に立てた自分を褒めてあげなければと思いました。一方で現実を突きつけられた部分もあり、世界のトップと戦うには日本で一番速いくらいのスプリント力をつけ、そこからハードリングとの噛み合わせをやる必要がある。その領域まで行かないと世界のファイナルには行けない、という現実を目の当たりにしました。来年の世界選手権については、出るためにどうするかではなく、通過点として出るくらいのレベルにはなっておきたい」
陸上競技選手 福部真子 MAKO FUKUBE
1995年、広島県生まれ。広島皆実高校時代に100mハードルでインターハイ3連覇。日本体育大学を経て2018年に日本建設工業入社。2022年に日本選手権初優勝、同年のオレゴン世界選手権出場。2024年は6月の日本選手権で優勝しパリ五輪出場を決め、7月には自身の持つ日本記録を更新(12秒69)。 ※雑誌『Safari』11月号より
写真=鎌田拳太郎 スタイリング=浅井秀規 ヘア&メイク=松本 恵 構成&文=遠藤 匠