フォルゴーレのスモークリング迷彩をデカールで再現!【達人のプラモ術<マッキ MC.202フォルゴーレ>】
■国籍マーク等を貼ってデカール貼りを完結させる
丸3日かけてスモークリング迷彩を苦労して貼り込んだのち、1日乾燥させ、国籍マークや部隊マーク、コーションマーク等のデカールを迷彩パターンの上から貼っていきます。 こちらはフィルムが違うのか、扱いやすく色透けもなくサクサク貼れます。 機体のマーキングが全て入ると、いやカッコいいですフォルゴーレ。ドイツ機とも英国機ともまたひと味違う個性的なマーキングがいい味出してます。
■デカール乾燥の合間に…
デカールを乾燥させている合間に、脚や排気管といったパーツの製作を進めておきます。 1/32スケールでエンジンも搭載されているキットなので、エンジンの排気管は12気筒それぞれに分割再現されているのですが、パーツをみたら表面に目立つヒケがガッツリ入っているので、ここはパテで修正します。
■デカール完全乾燥に時間を取る
苦労したデカール貼りも何とか完了。ようやく完成が見えてきたマッキMC.202フォルゴーレ。先を急ぎたいところではあるのですが、ここでも焦りは禁物です。 作業行程としては、デカールの上からクリアーのオーバーコート塗装、セミグロスクリアーによる機体のツヤの調整(今回は半光沢仕上げとする予定)、細部パーツ取り付けとなるのですが、オーバーコ―ト塗装でのトラブルを避けるためにデカールの乾燥時間(最低でも3日)をしっかりと取ることにしました。
■次回、マッキMC.202フォルゴーレ完成!
いやしかし、まだキャノピーは手つかずだし、スモークリング迷彩の細かい修正もしなくちゃいけません、あっ、アンテナ線も貼らなきゃいけません…。やることは山積みです。でもプラモはオデコにバッテン出して作るモンではなく、楽しんで作ってナンボですよね。なので頑張ります。 次回完成!…できるんだろうかと不安を残しつつ、MC.202フォルゴーレの製作、乞うご期待です!
<製作・写真・文/長谷川迷人>