今日天皇賞…各世代のプライドをかけた3強馬対決を制するのは?
過去にも語り継がれるような「3強」対決はあった。古くはマーチス、アサカオー、タケシバオー。「TTG」のトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスの時代があり、ナリタタイシン、ウイニングチケット、ビワハヤヒデのライバル対決、テイエムオペラオー、アドマイヤベガ、ナリタトップロードの名馬対決があり、天皇賞・秋では、第100回大会で、オグリキャップ、スーパークリーク、イナリワンが激突した。武豊が乗ったスーパークリークが持ち味を生かし巧みな先行策から勝利をつかんでいる。 昨年のジャパンカップでも史上初めての3冠馬3頭の対決となり、空前絶後のドリームマッチと言われたが、コントレイルが勝ち、人気通りの3頭での決着となった。 今年の天皇賞・秋の結論から言えば、総合力でコントレイルとグランアレグリアの一騎打ちとみる。最後に笑うのは、距離適性の差で3冠馬コントレイルではないだろうか。 (文責・山本智行/スポーツライター)