ヤンキースのキャッシュマンGM、エース右腕コール残留明かす
米大リーグのゼネラルマネジャー(GM)会議が5日(日本時間6日)から、テキサス州サンアントニオで開幕する。開幕前日の4日(同5日)、各球団幹部や代理人らが会場入り。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(57)はオプトアウト(契約破棄条項)を行使したエース右腕、ゲリット・コール投手(34)の残留を明かした。 「球団、代理人、コール本人を含め話し合いを重ねた。エースには残ってほしかったし、コール本人もヤンキースに残りたがっていた。良い会話を重ねることができた。一番重要なのはエースがチームに帰ってきたこと。とてもうれしく思うし、プロのキャリアを最後までヤンキースで全うしてほしい」 2020年から9年総額3億2400万ドル(約494億円)の大型契約を結んでいたが、今季終了時点でオプトアウトの権利があった。ヤンキースが10年目の年俸3600万ドル(約54億8300万円)を追加することでオプトアウトの権利を消滅させる条項があったが、今回はこの条項を使わずして、元来の9年契約のまま、コールの残留が決まった。 レギュラーシーズンでは、右肘の炎症などもあり17先発(95回)にとどまったが8勝5敗、防御率3・41、ワールドシリーズでは2試合に先発し、防御率0・71と好投していた。