片山さつき地方創生相が就任会見(全文)地方創生の国民大運動を展開したい
地方創生の起爆剤とは何をイメージしているのか
NHK:NHKのシミズと申します。お願いします。今の質問に関連してなんですけれども、大臣がおっしゃるとおり12万人の【*****入京 00:13:19】が東京都に集中して、地方創生の取り組みが始まってからむしろ数字としては悪化している現状なんですが、この4年間の地方創生の取り組みを閣外から見られてどのように評価されているかということと、先ほどおっしゃっていた起爆剤というのはどういったことをイメージされているのかお願いします。 片山:まず、地方創生は自民党にも推進本部がありまして、私自身も役員をやっていて、きらりと光る例というのをずいぶん取り上げて、冊子にもなっていますし、これはおのおの面白いんですよ。でも、やはり横展開をしていこうと思うとその地域によって財政的、行政的インフラに差があるもんですから、できないと。そこを助けたり、あるいは1000億円という交付金の枠はできて、補正もあってやっているんですけれども、それはそれだけで足りるのかなというと、起爆剤にするには足りないと私は個人的に思っていて、これは総理官邸や財務省のほうとも早速お話をして、起爆剤が起爆剤たりうるような形を取っていきたいと思うんですが、お金が出れば知恵が出るというものでもないんですね。そこが大事でございまして、そもそも出した知恵が形になるようになっているのかという部分が、いかにコンサルタントがきれいなペーパーを書いても、どうもこれでは駄目だなというのはあります。 ただ、党のほうでもこちらのほうでもヒアリングしていいなと思っていて、これからいけそうなものもあるにはあるんですね。それを1つでも多く、早く実例をつくって、ああ、それいいじゃないということを若手の市長会とか、いろんな概念が出ていますけれどもね。やはり基本の単位は基礎自治体というのは1つあると思うので、頑張ってもらって、われわれも後押しして今までになかった実例をどんどん広げていきたいというふうに思っています。 司会:ほかにございませんでしょうか。