【RWS JAPAN】元ラジャ王者・松田龍聖がダウン奪う勝利、”次世代ロッタン”をスピードで翻弄
格闘技イベント『RWS JAPAN 第4回大会』 2024年12月1日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール ▼セミファイナル(第5試合)バンタム級(53.50kg) 3分3R 〇松田龍聖(大原道場) 判定3-0 ※29-27×3 ●ゴッダオ・ペットソンヌーン(タイ) 【フォト】ゴッダオがダウンする瞬間!顔面ヒザ直撃も 松田は今年7月、なんとムエタイ2戦目で、41連勝中のラジャラムナン・バンタム級王者クンスックレックを相手に、驚きの2R 右ストレート失神KO勝利で大番狂わせ。18歳にして戴冠した。 しかし、9月に敵地ラジャダムナンスタジアムに乗り込んでのクンスックレックとの初防衛戦では完封されて王座陥落となった。 相手のゴッダオは、昨年のチャンネル7ベストファイト賞を受賞したアグレッシブファイター。マッチメイカーの中川夏生エイワスポーツジム会長によると「クンスックレックとの対戦が望まれている選手。ロッタンのような超ウルトラスーパーファイタータイプで、KO決着は間違いない」と、クンスクレックの挑戦者候補の位置にいる超攻撃的なファイターだ。 試合は、松田がいきなりの飛びヒザ。じわじわ詰めるサウスポーのゴッダオに、松田が素早いステップから、右を合わせる。 突如、松田が上下のスピード連打で攻めると、ボディからの左フックでダウン奪取!その後も様子見のゴッダオに、松田が回転早い攻撃を入れ続けた。ジャッジ、は3者とも2ポイントの差をつけ松田。 2R、ゴッダオが詰めて大振りのフックを繰り出し始めるも、松田が素早いステップからのスイッチ、ボディワークでなんなくかわして返す。ジャッジは3者松田。 3Rもゴッダオがパンチで近づき、松田を捉えては組んでヒザの場面が目立つ。松田は若干疲れたか、顔面に何度もヒザをもらった。 しかし1、2Rの圧倒で3者とも29-27で松田を支持、松田が再起を飾った。