認知症予防につながる「いつもの食事」のヒント 知っておきたい「卵や肉、魚、発酵食品」の食べ方と選び方
市販のみそやしょうゆ、ぬか漬けには、大量生産のため、あまり発酵していないものもあります。質のいいものをとりたいのであれば、手作りがおすすめです。館林の介護付き有料老人ホームでは、みそやしょうゆ、ぬか漬けは手作りしています。 もうひとつ、毎日食べたい発酵食品が納豆です。納豆は納豆菌が大豆を発酵させた食べ物です。発酵させることで、カルシウムやビタミンB2の量が増え、血栓を溶かすナットウキナーゼという酵素が発生します。
良質なタンパク質も豊富で、動脈硬化や認知症の予防には最適の食材です。1日1パックは食べましょう。 日本食には、さまざまな発酵食品があります。毎日の食事に取り入れましょう。
白澤 卓二 :医学博士、白澤抗加齢医学研究所所長、お茶の水健康長寿クリニック院長