愛犬とのお別れ、番組の終了...その後の新しい出会いや始動。2024年は”ジェットコースター”な１年でした【モデルはまじ】

モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。 【写真】モデル歴30年、48歳のモデルはまじの驚くほど美肌な近況写真を見る 2024年最後の今日、この1年を振り返ってもらいます。はまじにとって今年は激動の1年だったようです。  

2024年前半の3月、いろいろなことが”リセット”されたような感覚でした

「2023年の暮れに、ファッション＆占いエディター青木良文さんが私がパーソナリティを務めていたBAYFMのラジオ番組のゲストに来てくれたときに『はまじさんにとって2024年は12年で一番いい年ですよ。前半はかなりきついですが、中盤から後半はものすごくいいことがあるから、前半は頑張って耐えてね』と言われたんです。 その番組には3年連続でお越しいただいていて毎年青木さんのおっしゃることは当たるんです。とはいえ楽観的な性格もあって『私がキツイだなんて、どんなことが起こるんだろうな』くらいに思っていました。 2024年末の今振り返ってみると、2024年の前半、3月にいろいろなことが“終わった”んです。 ひとつはテレビ番組『世界・ふしぎ発見!』が38年のレギュラー放送を終えたこと。私自身はかなり前に番組からは卒業していましたが、私を育ててくれた、とても大切な番組でした。14年間続けていたBAYFMのラジオ番組『CURIOUS HAMAJI』も終わり、雑誌『LEE』で9年間続いた対談連載も最終回となりました。 どんなふうに意味づけるかは置いておいて、起こった現象だけを見ると、いろんなことがさっと1回無くなった感じ。人間は感情のある生き物だから、長年続けていると、どうしたって執着したり、情が生まれます。特に私は自分から手放したり、辞めるとは言えない性格なので、よくも悪くも1回リセットして“いただいた”、そんな気持ちでした。 人間関係にしても、長年お付き合いがあっても、連絡を取らなくなった人もいました。だからこそ、長く仲良くさせてもらっていて、今も仕事やプライベートで関わりがある人たちは、今の私にとって本当に縁のある人たちなんだなあと改めて思わされたのも3月でした。 もうひとつ、3月は愛犬のピピちゃんが天寿を全うして、私たちの元から去った月でもあります。 昨年末にお話しした通り、2024年は結婚25周年、私のモデル活動30周年など、我が家の周年が重なるアニバーサリーイヤー。いろいろ旅行を計画していましたが、ピピちゃんの癌が見つかったときに『今年はピピちゃんの介護があるから全部キャンセルだね』と話していたんです。手術をして快方に向かったように見えましたが、私たちの手を煩わせることもなく、3月15日に亡くなりました。家族で看取ってゆっくりお別れをして。十年以上ぶりに人間の家族だけの生活になりました。 そして、旅行もキャンセルすることなく、行くことに。息子はあと数年で中学生だし、家族3人だけで旅行できるのも、あと数年だろうから、きっと今年旅行ができるのは、ピピちゃんからの贈り物だね、と。 ただ、本当にピピちゃんとのお別れが悲しくて辛かったので、もう一生犬を飼うことはないだろうと思っていました、でも、ある夜、不思議な夢を見たんです。