8者連続奪三振の菊池雄星 バーランダーからの「“たった8個かよ”みたいな事を言われて」気がつく
◇MLB アストロズ3ー2レイズ(日本時間3日、ミニッツメイド・パーク) 移籍後初のマウンドに上がったアストロズの菊池雄星投手が、試合を振り返りました。 【画像】新天地アストロズのユニホームでマウンドに上がる菊池雄星投手 本拠地でのレイズ戦に先発した菊池投手は5回途中を投げ、メジャー記録となる「新天地初登板での最多となる8者連続奪三振」を含む11奪三振をマーク。試合後には「とにかくチームが勝ってほっとしています。もう、それが一番ですね」と安堵の表情を見せました。 初回の菊池投手は、いきなり先頭打者にツーベースを許し、続く打者にホームランを打たれわずか6球で2点を献上します。「逆にあのツーランで吹っ切れたというか、プランを変えないといけないなと思いました」という菊池投手は、相手打線のストレート狙いを察知し変化球中心の攻めにうまく切り替えられたといいます。 3回の2人目から8者連続で三振を奪い、新天地のファンを沸かせた菊池投手。しかし、本人は「終わった後にバーランダーから“たった8個かよ”みたいな事を言われて、そこで気づいた感じですね」と報道陣の笑いも誘いました。 大きな拍手と歓声に包まれマウンドを下りた菊池投手は「大きなトレードになったと思いますし、僕自身も期待に応えたいと思ってましたので、何とか1試合目でチームが勝つようなピッチングが出来て、ファンの皆さんにも最後喜んで貰えて、凄く良いスタートが切れたかなと思います」 と移籍後初マウンドを振り返りました。