中日OB・中村武志が語る!韓国シリーズで優勝!『起亜タイガース』コーチだからこそ分かる韓国のシャンパンファイト事情とは?
11月4日、韓国プロ野球チームの起亜タイガースでコーチを務める中日ドラゴンズOBの中村武志さんが、CBCラジオ『ドラ魂キング』に出演。中村さんが所属している起亜タイガースは、先日の韓国シリーズで見事優勝しました。その反響について、榊原悠介アナウンサーと加藤里奈を交えて語ります。 【動画】帰国するビシエド…柳がサプライズで会いに来た瞬間がこちら【3分21秒~】
韓国シリーズへの道
榊原「韓国シリーズ、これまであまり知らなかったんですが、韓国のプレーオフって複雑なんですね」 韓国は1リーグ制。シーズン終了後、10チーム中、上位5チームがプレーオフに進出できます。 まず4位と5位のチームがワイルドカードで戦います。4位チームには1勝アドバンテージがあり、2試合して2勝した方が勝ち上がり。 続いてワイルドカードで勝ったチームと3位チームが戦います。5試合して3勝した方が勝ち。その勝者と2位チームが戦い、5試合中3勝した方が勝ちとなります。
実は1位は不利?
最後、その勝者と1位(今年は起亜タイガース)が戦います。この試合が「韓国シリーズ」と呼ばれています。韓国シリーズは日本シリーズ同様、7試合して4勝した方が優勝です。 加藤「武志さんが『リーグ優勝した後に試合がずっとない』と言ってたのは、みんなの勝ち待ちだったってことですか?」 中村「そういうこと。最低3週間待ちですね」 ひとつずつのプレーオフの間隔はかなり短く設定されています。 中村「下から来るチームはへとへとになる。その部分が上位のチームにとってのアドバンテージなんですよ」 それ以外は何のアドバンテージもなく、ホームとビジター両方で試合があります。 中村「だから自分の感覚だと1位は不利じゃないかな。程よく試合勘もあって韓国シリーズを迎えられるから 、2位ぐらいが一番いいんじゃないかなと思います」
韓国のシャンパンファイト
リスナーからも韓国プロ野球について質問が寄せられていました。 「起亜タイガースの優勝では胴上げしましたか?シャンパンファイトなどはあったのでしょうか?」(Aさん) 中村「プチですね。プチ・シャンパンファイト。これも球場のグラウンドでやるんですよ」 加藤「ええ?」 榊原「グラウンドで?」 日本やメジャーリーグと違う独特な場所に驚くふたり。 ちなみにビジターの場合はホテルの駐車場のようなところでやるそうです。どちらでやるにしても時間にして30分ほど。 中村「一通りの表彰式終わって、そこから球場にシャンパンがバーッと並んで、じゃあやりましょう、という感じでプチです」