【40代、50代の腰痛を元から治す】一度起こすとクセになる!「ぎっくり腰」を防ぐ方法と応急処置を知っておこう!
② 頭や顔が動かないように固定して、椅子から片方のお尻を1~2cm浮かせて、同時に同じ側の肩を引き下げる。お尻と肩を元に戻したら、反対側も同様に行う。これを5回ずつ。腰椎が左右交互に弓なりになるようなイメージで腰を動かすのがポイント。お尻と連動して足踏みのように足が動くのは自然なことなのでOK。
●ひねりくねくね
左右のくねくねの①のポーズに戻ったら、今度は、腰を可能な限り大きくひねる。いったん元に戻し、今度は反対側にも大きくひねる。これを5往復。大きくひねったときの角度に左右差がある場合、無理は禁物だが、なるべく左右均等に大きくひねることを目標にしよう。
【教えてくれたのは】 吉原 潔さん 脊椎外科専門医・スポーツドクター・フィットネストレーナー。医学博士。アレックス脊椎クリニック名誉院長。日本医科大学卒業後、同大学整形外科入局。帝京大学医学部附属溝口病院整形外科講師、三軒茶屋第一病院整形外科部長を経て、2017年よりアレックス脊椎クリニック院長。日本整形外科学会専門医、日整会内視鏡下手術・技術認定医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター、全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)公認パーソナルフィットネストレーナー、食生活アドバイザー。運動療法や筋力トレーニングにも精通した医師として、多角的な診療に定評がある。トレーナーとしての信条は「ケガをしないトレーニング方法を指導すること」。50歳を過ぎてから筋トレでメタボ体型を脱し、ベストボディコンテストに出場、受賞歴多数。著書に『ドクターズスクワット』(アスコム)など。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/佐々木 篤 モデル/SOGYON 取材・原文/和田美穂