なぜ那須川天心は初の地域タイトル戦の3日前に美人金髪ダンサーとの交際宣言をしたのか…「大谷翔平ばっかりで飽きちゃいませんか?」の“炎上発言”の真意も明かす
ボクシングのどこに魅力が? 「対峙して人と人が殴り合っているってまず面白いじゃないですか。芸術というか、競技になっていることが凄い。器具を使ってやる(競技)も面白いんですけど、いかに自分が強くても負けるときがある。何を用意していても“絶対に勝てる”はない。一回のミスが許されることが多い(競技もある)が、格闘技は一瞬のミスが命取りになって終わる。格闘技、ボクシングに勝るものはない。今はボクシングにめっちゃ、はまっている。好きなんです。正直外から見て地味だなと思っていたが、中へ入ると、色んなものが守られていて歴史もある」 7大世界戦に埋もれるどころか、試合前の話題作りでは今のところ天心の一人勝ちだ。しかし、ボクシングは、結果がすべての世界である。しょっばい試合をしたら「口だけ男」としてファンから、そっぽを向かれる。 5戦目で初めて挑む地域タイトル戦の相手のジェルウィン・アシロ(フィリピン)は危険な男だ。23歳でキャリアは浅いが9戦全勝(4KO)ですでにWBOアジアパシフィックバンタム級ユース王座、この7月には2回KO勝利でWBO同級オリエンタル王座も獲得している。この日の会見では、天心の隣に座り、どこか緊張した様子だった。 天心が「僕のことをクールでカッコいい奴だと思ってもらっていると思う」とジョークをかますと「ワクワクしている。隣の那須川を見て嬉しく思う。ボクシングスタイルもよく、ファッションも素敵だ。話を聞いていると、友達を大切にする方だと思う」と予想外のヨイショ。 天心は「もっとほかに褒めるところがあるだろう」と苦笑いを浮かべた。 アシロはフィリピンで万全の天心対策を重ねてきたようで「キャリアで重要な試合になる。勝ちたい。ベストを尽くす。入念にトレーニングを積んできた。その結果を見せたいし、いかにスキルがあるかを見せたい」と力強く宣言した。 超攻撃的なカウンタパンチャーで7月のオリエンタル王座戦はアッパー1発で仕留めた。ボディも執拗に打ってくるし、ボディワークを駆使したディフェンススキルもある。その勢いに巻き込まれると危険だ。ただガードは甘く、攻撃は粗い。センス抜群の天心が、パンチをまとめる隙は山ほどある。 天心は「流れで倒す」展開をイメージしている。 7月20日の前戦で世界ランカーのジョナサン・ロドリゲスを3回でキャンバスに沈めた芸術的なコンビネーションブローを再現したいという。
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