続く「値上げラッシュ」で家計がキツイ! 一方、最近「値下げ」された商品もあるの? 値下げになったケースを解説
長引く物価上昇が生活を直撃する中、2024年10月も値上げラッシュが続いています。全国的に最低賃金が上昇するなどうれしいニュースもありますが、値上げのニュースに「またこの話題か」と感じる人も多いかもしれません。 さまざまなモノやサービスが値上げされる一方、「値下げされているものはないの?」と気になることもあるかもしれません。本記事では、最近の値上げラッシュや、値下げのケースについて解説します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
今年最大の値上げラッシュ?
10月からの値上げラッシュが話題になっていますが、今回に限った話ではなく今までも度々ニュースやSNSなどでも取り上げられてきたため「またこの話か」と諦めモードになってしまうことも多いかもしれません。 厚生労働省が公表している毎月勤労統計調査において、長年マイナス成長を続けていた実質賃金は2024年6月にプラス1.1%となりました。7月もプラス0.3%となり2ヶ月連続でプラス成長となりましたが、劇的に景気が良くなったと実感する人は少ないかもしれません。 帝国データバンクが定期的に行っている「食品主要195社の価格改定動向調査」によると、2024年10月の食品値上げは2911品目となり、現時点で年内最大の値上げラッシュとなりました。特にハムやソーセージなどの加工食品、酒類や飲料、チョコ関連製品などが目立っています。
値下げされたものはある?
値上げは家計に直結するため敏感になるケースが多いですが、逆に値下げされているものはないのでしょうか。値上げの話題に隠れてしまうこともありますが、全くないわけではありません。 例えば、小売やサービス、金融など幅広く手掛けるイオンが展開するプライベートブランド「トップバリュ」は2024年9月からペットボトル飲料やカップ麺などを中心に19品目を値下げしています。変更前と変更後の価格差がたとえ数十円だったとしても、長期的にみると生活必需品ほど恩恵は大きいでしょう。 他にも、「お客さま感謝デー」に対象店舗でイオンマークのクレジットカードを利用すると買い物代金が5%割引となるなど、さまざまな特典が用意されています。イオングループに限った話ではありませんが、効率よくポイントを貯めると生活費の節約につながるケースも多いので、積極的に活用してみるのもおすすめです。