「車」がイタズラされ“傷もの”に…! 「対応手順」と「再発防止対策」を解説
車がイタズラにあって傷をつけられた際に、修理に保険を使えるのか気になる方もいるでしょう。結論からいうと、イタズラによる被害であることを証明できれば、車両保険の適用が可能なようです。 そこで今回は、イタズラの被害は保険で修理できるのかをテーマに、適切な対処法をご紹介します。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
車がイタズラされ傷つけられた場合の対応手順
車がイタズラで傷つけられたときは、以下の対応手順を行いましょう。 1・イタズラに気づいたらすぐに警察に連絡する 2・イタズラに関係する証拠を集める 上記の内容について、詳しく解説します。 ■1・イタズラに気づいたらすぐに警察に連絡する 車がイタズラによって傷つけられた場合は、すぐに警察に連絡をしましょう。イタズラは、器物損壊罪に該当する可能性があるため、警察に対応してもらう必要があるようです。 また、被害届を提出して受理されることで、警察は調査や犯人捜査が可能になると考えられます。現場近くの防犯カメラの映像や目撃者など、貴重な情報を得られる可能性があります。 さらに、警察は被害届が受理されると、現場を確認して事故証明書を作成してくれるようです。事故証明書とは、事故の事実を認定する書類で、イタズラにあった被害者の財産や権利を守るための重要な書類といえます。事故証明は、保険を使って修理するときに必要となるため、保険の使用有無に関係なく取得しておきましょう。 ■2・イタズラに関係する証拠を集める イタズラによって傷つけられたときは、被害者として証拠を集めるとよいでしょう。被害を詳細に記録するために、写真や動画の撮影を行うのも効果があるようです。 また、駐車監視機能や動体検知機能を備えたドライブレコーダーを搭載している場合は、その録画データも確認するようにしましょう。
イタズラによる被害は保険を利用できる?
車に残された傷が、イタズラによる被害と認められた場合は、車両保険を適用できるといわれています。一般的な車両保険であれば、イタズラによる傷の修理は補償対象となるケースが多いようです。 ただし、タイヤに穴を開けられたり傷をつけられたりするケースでは、車両保険の補償対象となりません。タイヤは地面に接触して摩耗を繰り返すものであるため、タイヤがパンクした理由が消耗なのか、事故によるものなのかの証明が難しいことが関係していると考えられます。