【別府競輪(モーニング)FⅡ】小池千啓が連勝優出「自分はそうならない」S級でついた負け癖を振り払う
<1日・別府競輪・2日目> 準決5Rは小池千啓(26)=栃木・119期=が6番手に置かれるヒヤッとした展開を克服。初日特選からピンピンで優出に成功した。 【競輪・賞金ランク】古性優作が断トツの賞金王、史上最高額を大幅更新 昨年は2期ともS級に在籍したが、両期とも92点台と歯が立たなかった。そんな負け癖がついた状態で迎えた降級初戦からまさかの連勝発進。「初日に勝って逆に緊張した」と話した準決は、前輪接触で大ピンチの6番手になったが「タイヤがパンクしてなかった!」と確認すると、踏み合っていた前団を3角過ぎからの捲り追い込みでのみ込んだ。 「昨年はS級で負け癖がついて、そのまま落ちていった選手を何人も見てきた。でも自分はそうならない」という強いハートが、一昨年12月川崎(1、1、3着)以来の連勝優出につながった。決勝は特別昇級を狙う阿部英斗が相手でも「(ライン分散で)面白いメンバーになったし、自力で頑張ります」と闘志を燃やしていた。