リップカラー、アイメイク…お待ちかね! 秋冬メークトレンド&必携カラーを解説
■アイカラー:シックなくすみ系パステルで秋の目元に
シックなくすみ系パステルや深みのあるミッドナイトブルー、ダークなパープル……。2024年の今シーズン、目を引くのは、秋冬の落ち着いたファッションにマッチする、そんな色彩のアイカラーだ。 エルメスの「オンブル ドゥ エルメス パレット クワテュール 11」は、深いブルーと、カーキやレンガ色などぬくもりのある4色の組み合わせに、引き寄せられるような磁力を放つパレット。ブルーという色の持つオーラに浸れるカラーだ。 トム フォード ビューティの「アイ カラー クォード 01S」は、青みとモーブを巧みに融合。華やかでありながら、ミステリアスなニュアンスが漂うトーンに惹きつけられるアイパレットとなっている。 さらにはスキンケア発想のアイシャドーで、まぶたを彩る「アディクション ザ アイシャドウパレット+」(全12種)。ベルベットクリーミーオイル配合で、心地よくなじみ、012は輝石のようなくすみ系カラーと大人仕様のパール感が美しいパレットだ。 「THREE(スリー) スターゲージングアイシャドウクアッド」(全10種、うち限定2種)は、ラメやパールが多彩な輝きを放つカラーヴェール(写真のパレット内・左上)のほか、サテン(同・右上)、マット(同・左下)、メタリック(右下)で構成。これら4つの質感とカラーの組み合わせで魅せるパレット。ヌーディ・ブラウン系の03は、大人のアイメークにぜひおすすめしたいセレクトだ。
■頰紅:最新チークで自由に血色感を演出
「笑うと一番高くなる頬のポイントを中心に、縁を描くように」というのがチークの定石的描き方。でも今シーズンはもっと自由にチークをほどこすのがトレンド。 そんな傾向を反映してか、今季デビューのチークは透明感のある発色と質感が主流。 旬のアイテムを用いて、例えば、頬の高い位置から左右に広げるようにふわっと幅広にあしらってみる。上気したような洗練された表情は、レディーライクな着こなしに加え、ブルゾンやサファリジャケットなどのファッションともマッチするはずだ。 そんなチークカラーの代表格、シャネルの「ジュ コントゥラスト アンタンス」(全5色)は、肌にのせるとクリームからパウダーへと変化する新感覚チークカラー。 青みがかったソフト ピンクのローズ アルダンは、生き生きとした血色感をもたらす色。セージ オイルを含むフォーミュラで保湿力も高く、快適で滑らかな頬をキープしてくれる。 超微細なピグメントがナチュラルで洗練された表情を演出するのは「ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ」(全4色)。 左側にマットなチークを、右側に輝きをプラスするハイライトをセット。287は光を反射するブルーパール配合で、肌に透明感も添えてくれるカラーだ。 日本人の肌色にマッチするカラーがそろうイヴ・サンローランの「YSL メイクミーブラッシュ リキッド」。ウオーターベースのクリームチークで、極薄膜で肌にピタリとフィット。素肌のようなナチュラルな仕上がりが長時間続く製品だ。 潤いと共ににじみでるような血色感とツヤをもたらしてくれるのが、ポーラの「B.A 3Dオアシス ブラッシュ」(全3色)。単色で、あるいはハイライトとしても使える2色組。肌を取り巻く空気中の水分を取り込むスキンケア成分も配合。メーク崩れしにくく、みずみずしいツヤ感が魅力だ。