DIYスキルやカスタムセンスが光りまくり! 「オーテック里帰りミーティング2024」に参加したオーナーカーが個性的すぎた
take.tさん:ノート NISMO S
最後は、こちらも人気車種のノート NISMOをピックアップ。先代となるE12型ノートのホットモデル、1.6リッターの直列4気筒エンジンに5速MTを組み合わせたノート NISMO Sに乗るtake.tさんの一台を紹介する。 使い込まれた牽引フックやマッドフラップが、ただのカスタムカーではないことを物語るtake.tさんのノート NISMO S。それもそのはず、このクルマはダートトライアルを舞台に戦う現役の競技車両なのだ。 ダートトライアルとは、未舗装路面=土の上のコースを走りタイムを競うモータースポーツ。ラリーのグラベルセクションを想像すると近しいかもしれない。激しい土煙を上げながら、ときには時速100kmを超える速度でダート上をマシンが滑走する姿は大迫力だ。 車内には、万が一(百が一くらいか?)の横転に備えてロールバーが張り巡らされる。撤去されたカーペット、競技用に変更されたステアリングも相まって非常にスパルタンな雰囲気だ。 また、ダートトライアルでほぼ必須となる、下まわり保護のためのアンダーガードをはじめとした競技専用部品はほぼワンオフだという。このように参加型モータースポーツに本格的に参戦しているクルマがあるということは、NISMO車両のポテンシャルを示しているといっても差し支えないだろう。 take.tさんは、神奈川県で行われるダートトライアル競技の運営メンバーとも関わりがあるそう。2025年度の「神奈川県戦」は5月よりスタート、練習会は4月からとなり、練習では迫力の走行を助手席から味わえる同乗走行の企画も予定しているため、ぜひ多くの方に来てほしいとのコメントをいただいた。 まだまだ紹介したいオーナーカーは数多いのだが、ページの都合上ここまでとさせていただく。今回紹介できなかったクルマも含めて、会場に並んでいたのはオーナーさんの熱意とこだわりが詰まったクルマばかりだった。 オーテック里帰りミーティングは次年度以降もきっと開催されるはずなので、興味を持ってくれた方はぜひとも足を運んでみてほしい。日産車オーナーでなくとも、きっと楽しめるはずだ。
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