DIYスキルやカスタムセンスが光りまくり! 「オーテック里帰りミーティング2024」に参加したオーナーカーが個性的すぎた
ジャンルに縛られないバラエティ豊かな日産車たちが集った
日産の二大カスタマイズブランドであるNISMOとオーテックが2022年に統合され設立されたNMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ)が主催するオーナーズミーティングである、オーテック里帰りミーティング。 【写真】オーナーのこだわり満載! 4人の自慢の愛車を一挙紹介!(全37枚) イベント会場に展示できるのは、日産車をベースにNISMOならびにAUTECHの手が加えられた車両のみとなるが、本年度は歴代最多となる405台のエントリーを集めた。そんな中から、編集部が独断と偏見で選んだオーナーカーを何台かピックアップして紹介してゆく。 まずは、過去に生産されたレアなオーテック架装車両を2台ご紹介しよう。
アンダーしまださん:スカイライン GTS オーテックバージョン
1台目は、R31型スカイライン GTS オーテックバージョンに乗るアンダーしまださんの一台。2桁ナンバーに、純正プラスアルファといった当時感漂うカスタマイズが施されたシブいクルマながら、20代とお若いオーナーさんだったので驚いた。 R31スカイラインのオーテックバージョンは、GTSグレードをベースとしながらもタービンやEXマニホールドが変更されており、グループAホモロゲモデルのGTS-Rと同等の210馬力を発生するモデル。それだけではなく、スカイラインの父と呼ばれる桜井眞一郎氏がオーテックジャパン初代社長に就任してから初めて手がけたスカイラインのコンプリートモデルという点でも名高い一台だ。 聞けば、このスカイラインはもともとお父さまが保有していたクルマで、それを自らの手でレストアして乗っているということ。それゆえ若いオーナーさんながら2桁ナンバーを付けていたのである。抹消しないで取っておいてもらったものの、放置期間が長く車検取得まで持っていくにはかなり苦労したと語ってくれた。なんとアツい話だろうか……。 そんなスカイラインのお気に入りポイントは、サイドの美しいボディラインだそう。たしかにこの流麗なラインは独特のものだ。 また、足もとにもこだわりが。当時感ムンムンのRAYS VOLK RACING Gr.CV PROは、どうしてもリヤ用にぴったりハマるサイズが見つからず、5穴のホイールを購入し、4穴のディスク面を合わせてリバレルしたのだという。そのリヤホイールは9.5Jの大迫力! 男なら言いたいですもんね、キューハン。 ぱっと見はやりすぎていないけれど、じつはやりすぎている(?)カスタマイズのセンスと、あふれるクルマ愛を感じるオーナーさんだった。