【イタリア滞在記part1】ルレ・エ・シャトー加盟ホテル「パラッツォ リペッタ」で過ごした暖かで爽やかな一泊二日
流れでルーフトップに。ここには木曜日から日曜日限定でルーフトップバーがオープンしているのですが、残念ながら我々がお邪魔した日にはクローズしていて……。けれども何も飲まずとものんびりした場所で風を感じながらチルアウトするのは贅沢な時間でした。
この日はスペイン広場に行ってヘップバーンになりきり、友人に連れられて豪華な宮殿をうろうろして、ジェラートを食べておとなしくホテルへ戻り、ミシュランにも記載されている併設のレストラン「サン バイロン」でディナーを。
何をオーダーしようか迷いまくった私たちは「テイスティング トライアル」なるコースを注文。新鮮な魚介を中心に、少しずつ提供されるスタイルは日本人の胃袋サイズにピッタリでした。それぞれのお料理のお味はパンチが効いていてワインが進む進む……。
で、この日は旅の相方、親友のバースデー(実際には誕生日の次の日)でもありました。受付の方がチェックインの際のパスポート確認で、彼女の誕生日に気づいてくれたようで、その後、私がひとりで過ごしているタイミングで「もしよかったらレストランで何かできるよ」とお声掛けをいただきました。『お願いしたいです!』と伝えると、その場でシェフのもとに連れて行ってくれて。事情を話し、彼から「キャンドルを立てたミニケーキを出そう」と提案してくれました。 で、出していただいたのがこちら。親友のハッピーフェイスとともにお届けいたします。
親友のバースデープランをご提案いただいたことにも驚きましたが、ここのスタッフの皆様は本当に暖かくて。時に、ハイクラスなホテルの接客はとっても丁寧だけど、どこか形式ばっている部分を感じたりもします。けれども思ったのは接客がなんだか柔らかいこと。上手く言えないのですが、いい意味で緊張感というものを感じさせず、スタッフの皆さんご自身も、リラックスしていて楽しく会話ができる感じ。 異国の高級なホテルで私が緊張しまくっていた私でしたが、到着した時から暖かかつ爽やかな空気に迎えられ、ホテルでの滞在はもちろん、ローマで過ごす1日を大満喫できました(歩き回った体に湯舟の癒しも染み渡った!)。 ローマへの旅を検討している皆様、ぜひぜひチェックしてみてくださいね!
写真/シモーネ・ピッチ、Mie Nishigohri