大阪府「まん延防止等重点措置」の延長要請を決定 吉村知事「明らかに感染再拡大の兆候がみられる」
政府は8日に、まん延防止措置の延長を正式に決める見通しとなっており、大阪府では政府の方針が決定した後に、再び新型コロナウイルス対策本部会議を開き、対応を決めていくとしている。
吉村知事は、まん延防止措置の延長要請について「人流についても3月とほぼ同じ状況になっていますし、デルタ株にちょうど置き換わりが始まっている」と述べた。 そして「株の置き換わりの時は急拡大しやすく、第4波は我々現実に経験したわけであります。大阪の大都市部で株の置き換わりが進めば、2~3週間で1000人に達するのが現実であります。その中で感染再拡大の兆候が明らかに見て取れる現状を見た時、7月いっぱい高齢者のワクチン接種が終わるまでは急拡大をさせないのが重要だと思っています。ですので、国に対してまん延防止措置の延長を要請したいと思います」と述べ、要請が正式に決定した。