メンバー発表間近! 今こそ日本代表に呼ぶべき選手(2)もう復帰してもいいはず! 世界に誇るスピードスター
ワールドカップ・アジア最終予選、中国代表戦(9月5日)とバーレーン代表戦(同10日)に臨む日本代表メンバーが今月29日に発表される。招集メンバーは森保ジャパンの常連組が中心になるだろうが、“非常連組”でも確かな実力を持つ選手たちも多く存在する。今回は、今こそ日本代表に呼ぶべき10人の選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照
FW:伊東純也(いとう・じゅんや) 生年月日:1993年3月9日 所属クラブ:スタッド・ランス(フランス) 24/25リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト 爆発的なスピードでサイドを疾走する韋駄天が、やはり日本代表には必要だ。 今年1月のアジアカップ期間中、伊東純也は週刊誌によって性加害疑惑が報じられた。このことが影響し、伊東は代表活動を途中離脱。以降、所属するスタッド・ランスでは試合に出場していたものの、日本代表の招集は見送られ続けていた。だが、今月9日に大阪地検が伊東および被害を訴えた女性2人の双方とも嫌疑不十分により不起訴の判断を下したことで、日本代表招集をめぐる状況は大きく動き出すかもしれない。 今月17日(現地時間)に行われたリーグ・アン開幕節のリール戦でも、伊東は相変わらずの切れ味を見せつけた。3トップの右ウイングとして先発出場すると、得意の縦方向への突破でチャンスを演出。対峙する相手がついていけないほどの圧倒的な速さは2024/25シーズンも健在だ。 伊東不在の間、森保一監督は4-3-3システムや4-2-3-1システムの右サイドに堂安律を起用。3-4-2-1システム採用時には右ウイングバックに菅原由勢を配置することもあった。両選手共に自身の特長を生かしてチームに貢献してきたが、いずれも周囲との連係で突破をはかるタイプ。伊東のような、たとえチームが劣勢な状態にあっても単独突破で相手組織を破壊してしまうプレースタイルではない。厳しい戦いが予想されるワールドカップ・アジア最終予選では、伊東の個人戦術が必要になってくるはずだ。
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