パリ2024パラリンピック™で大躍進! トヨタ自動車所属4選手が報告会で明かした好成績の秘訣、そして関係者との絆とは?
高橋峻也選手 ~先輩の励まし、同僚たちの声援で果たせた入賞
パラ陸上やり投げ 高橋峻也 1998年7月2日生まれ 所属部署:愛知・元町工場 車両工務部 パラリンピックには今大会初出場で、6位入賞を果たした。 Q. 壮行会ではワクワクされている様子でした。本番は楽しめましたか? 高橋選手:はい。テーマパークにいるような感覚で、緊張というより楽しいという気持ちでした。自分自身すごく調子が良かったので早く試合をしたい、という気持ちでいっぱいでした。 Q. 他の選手たちと会話はされましたか? 高橋選手:やっぱりトヨタの選手、鈴木朋樹さん、半谷静香さんは先輩なので、アドバイスをいただいたりしたことが選手村でありました。内容は、過ごし方というより、どういう気持ちで練習して本番を迎えたらいいかとか。シンプルに今日頑張れよ、という言葉もいただきました。 Q. 本番ではトヨタの方からの熱い応援があったそうですね? 高橋選手:工場長と同僚の方がパリ現地に応援に来てくださって「高橋峻也」という横断幕をかけてくださいました。おかげで本当にいつもどおりの気持ちになれたと言いますか。冷静にプレーできたのは、同僚、工場長のおかげだったので感謝でいっぱいです。これからしっかり感謝の気持ちを伝えたいと思います。 Q. 他の競技、選手に刺激を受けたりしましたか? 高橋選手:三木拓也さんのダブルスの決勝戦を見に行かせていただいたんですけど、メダル争いをしている先輩の姿を見られたことはすごく自分の中で財産になりました。三木さんに追いつきたいという気持ちが芽生えて、今度は自分がメダル争いをして応援される側になるように、と試合を見て強く思いました。次回は代表権を得るのも大事ですけど、メダルを獲得するために64m以上の記録が必要なので、どうやったら64mを投げることができるか、コーチとしっかり話し合ってやっていきたいです。【パリ2024パラリンピック】 開催期間:2024年8月28日~9月8日 出場国:168カ国 出場者数:約4400人 競技数:22競技 種目数:549種目 日本のメダル獲得数 金14 銀10 銅17 合計41