【オリックス】「火消しとか、レスキューがしたい」消防士になりたいと思っていたプロ3年目投手が出初式で宣言
オリックスの才木海翔投手(24)が5日、「オリの消防士」になることを宣言した。大阪市内で市消防局の出初(でぞめ)式に出席し、消防隊員による救助訓練や、消防車での一斉放水を見学。「迫力がすごすぎた。ちっちゃい時は(消防士に)なりたいと思っていたので、参加できてうれしい」と目を輝かせた。 昨季はシーズン途中に支配下昇格を果たし、中継ぎと先発で計15試合に登板。プロ3年目の今季は「去年より多く、けがなく投げられるように」と、1軍での登板数増加を目標に掲げる。具体的には「(リリーフで)経験を積んで、いずれはそうなりたい」と、勝ちパターン定着に意欲。「消防士の方たちは(火事があれば)いつでも行くので、(自分も)いつでも行けるように。火消しとか、レスキューがしたい」と、“ピンチ消火”のため143試合出動待機する。(南部 俊太)
報知新聞社