1800日以上、毎日「すき家」に通い続ける男性を直撃。体重の増減や健康診断の結果も教えてもらった
飽食の時代、寿司・焼肉・カレー・スイーツなど、あらゆるものが好きな時に食べられる日本。そんな状況にあって、徹底的に同じものを食べる人も存在する。大手牛丼チェーン「すき家」に毎日通い続ける男性、マナリス氏(31歳)もその一人。体には悪くないのか? なぜ毎日食べ続けているのか? 本人を直撃した。 ⇒【写真】すき家を食べ続けているマナリス氏のおすすめメニュー
毎日すき家を始めたきっかけは…
マナリス氏が“毎日すき家生活”をはじめたのが2019年。すでに1800日以上連続で通っている。好きだからなのかと思いきや、きっかけは別にあった。 「僕は以前、あるタイトルで2年連続で全国3位になったりするなど、オンラインゲームの活動に力を入れていました。毎日すき家を始めた2019年は、その活動を辞めて次は何をしようか考えていた時期でした。友人に『Twitter(現X)のフォロワーが8000人もいるなら、メルカリのキャンペーンで何かやってみたら?』と勧められたんです」
食べ続けるしかないと思って…
そのキャンペーンは、既存会員が友達を招待して登録に至ると、紹介した側/された側の双方にポイントが入るキャンペーンで、当時は1300円分のポイントがもらえたそうだ。 「Nintendo Switchが欲しかったのですが、それをそのままツイートしても誰も登録してくれないだろうと思って、『もし登録してくれて私にポイントが入ったら、それは全部すき家に使います。その浮いたお金でNintendo Switchを買います』と投稿しました」 すると、初日に20人で2日目には30人が登録する結果に。目的であったNintendo Switchの額はすでに超えたのだが……。 「一度言ってしまったことなので、食べ続けるしかないと思って毎日すき家生活が始まりました。今となっては、ポイントをもらうペースの方が早くなってしまっています」
体に変化は起こらないのか?
牛丼チェーンはどちらかといえばジャンクなイメージもあるのだが、実際に毎日食べ始めて太ることはなかったのだろうか。 「1~3年目は、むしろ逆に痩せました。高校時代は卓球部だったんですが、水谷隼さんの活躍で卓球が注目されていたこともあって、久しぶりに再開していて。だから太らなかったんだと思います。ですが、4年目に差し掛かった時に変化がありました。これはすき家とは無関係に、毎日お酒を飲むようになったんです。体重が10キロくらい増えました。結果的には、『すき家だけ』では太らないということですね(笑)」 また、外食では塩分摂取量が高まる傾向もあるため、健康診断の結果も気になるところ。 「それまでも、B判定が多い診断結果だったんですが、毎日すき家を始めてからも変わらず。なので、健康や体調にも変化はないと思います」