平日に学校を休んで家族旅行はアリ? 休んでも“欠席扱い”にならない「ラーケーション」が全国に広がる背景とは
「学校だけで教育は完結するものではありません。子どもが学校へ行く目的は、子どもを伸ばすため、幸せにするためであって、学校は手段です。いま不登校の子どもがとても増えていますが、『どうしても学校へ行かせなくちゃ』という考えは、手段を目的化してしまっていると感じます。 平日に学校を休んで親子でテーマパークや海外旅行を楽しんだとして、それでその子が幸せな気持ちになって、成長していくのだとしたら、学校を何日か休んだっておつりが来るくらい得るものは大きいのではないでしょうか」(親野さん) (取材・文/大楽眞衣子) 〇親野智可等/教育評論家。教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOk』など著書多数。インスタグラムやスレッズでも発信中。全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。公式ホームページ https://www.oyaryoku.jp/
大楽眞衣子