【高槻発】農業×エンタメで切り拓く未来 ぶどう農園を地域活性化の拠点となる「農業テーマパーク」に
都市生活の延長にある農園に
高槻市は、農業テーマパークとして展開するのに、地理的に恵まれている場所ともいえます。高槻市は京都と大阪のちょうど真ん中にあり、農園はどちらからも車で1時間ほどです。 髙橋「都市の生活の延長線上の場所に農園があるのは大きなメリットです。休みの日に気軽に足を伸ばせる。そんな農園にしていきたいですね」 さまざまな計画が盛りだくさんですが、取り組みはスタートしたばかり。年内は耕作放棄地だった土地を整理し、2025年からは新種研究開発の施設の建設に着手する予定です。 髙橋「生きているぶどうの木もあるので、それを収穫して地域の方に食べていただきました。地域の方にも僕らがやろうとしていることを知っていただき、いろいろな機会に参加してもらいたいと考えています」
「人生に農を足す」=ノウタスとして走り出して2年。「パープルM」プロジェクトがノウタス高槻農園として形になったことは、大きな飛躍のチャンスといえます。 構成・取材・文:久遠秋生 撮影:安部まゆみ バナー写真提供:ノウタス デザイン:山口言悟(Gengo Design Studio)