照ノ富士「気を引き締めて一から」 明治神宮奉納土俵入り、太刀持ちには尊富士
大相撲の横綱照ノ富士が7日、東京・明治神宮で新春恒例の奉納土俵入りを行った。太刀持ちに尊(たける)富士、露払いに錦富士を従え、令和7年が「無事な1年」になることを祈って約2100人の観衆を前に不知火型の土俵入りを披露した。 昨年春場所で110年ぶりとなる新入幕優勝を飾った弟弟子の尊富士を太刀持ちに指名したことについては「やったことがないから経験させてあげようと思った」と説明した。 初場所(東京・両国国技館)は12日に初日を迎える。2場所連続休場中の33歳は「体の張りがちょっとずつ戻ってきている。体重が戻りつつある」と復調を感じているようで、「1年の始まり。気を引き締めて一からという思いを持ってやっている」と語った。