去就いまだ決まらず…ビシエド、ウォーカー、ロドリゲス 実績ある助っ人3人の今後はどうなる
ダヤン・ビシエド(前中日)、アダム・ウォーカー(前ソフトバンク)、エルビン・ロドリゲス(前ヤクルト)。NPBですでに実力は証明している“大ハズレ”の可能性が低い3選手の去就に注目が集まっている。早くもキャンプインが来月に迫っている中、彼らの今後はどうなるのだろうか……。 【写真】「想像を絶する」とコーチも酷評 プロ野球史に残る“ザル守備”を見せた助っ人はこちら 昨オフに自由契約となった3選手は、年が明けても今季の所属球団に関しての進展状況は伝わってこない。ストーブリーグも残り少なくなってきているが、近年プロ野球では「当たり」外国人選手を見つけるのが難しくなっていることもあり、ここから獲得に乗り出す球団が出てくる可能性は十分あるはずだ。 「各選手の代理人は強気な姿勢を崩さない。近年は活躍する外国人選手の獲得に苦労している球団は多く、他チームで自由契約となったNPB経験者と契約するケースも多い。最終的に獲得に動くと考えているのか、代理人からの契約条件が高めに設定されている」(在京球団編成担当者) キャンプインに向けて各球団の陣容が整いつつあるが、3選手は焦ることなく今後を見定めているようだ。 シーズン中からオフの去就に関して注目を集めていたのがビシエド。2016年に中日へ入団し、2018年には打率.348、178安打で首位打者と最多安打のタイトルを獲得するなど、チームの主軸として長年活躍した。昨季はチームの構想から外れて来日以来最低の15試合の出場にとどまり、打率.209、1本塁打、2打点に終わった。だが、二軍では72試合で打率.300(223打数67安打)、8本塁打、31打点と格の違いを見せ、「まだやれる」と言う声は多い。 「全盛期の俊敏性は落ちているが打撃のうまさは変わらない。一塁手でゴールデングラブ賞2度(2020、2021)のグラブ捌きも見ていて惚れ惚れした。何よりも明るい性格で野球に真面目な姿勢はチームに好影響しかなかった」(中日関係者) 来季で36歳となる年齢はネックだが、2023年に国内FA権の取得条件を満たしたことで昨季から日本人扱いとなった。獲得を考えている球団は複数あると言われている。