サクラフィフティーン、2024年の最終戦でウェールズ代表と対戦。ラグビーWXV2024 15人制ラグビー女子国際大会 WXV2
1年後にイングランドで開催されるラグビーワールドカップ2025に出場する、「サクラフィフティーン」こと、女子15人制ラグビー日本代表(世界ランキング11位)は、南アフリカで開催されている国際大会のディビジョン2に相当する「WXV2」に参戦している。 【ハイライト動画】日本女子代表 vs. スコットランド女子代表|
日本代表は9月27日の1試合目は南アフリカ代表に24-31、先週の2試合目はスコットランド代表に13-19と惜しくも敗れて勝利を手にすることはできていないが、勝ち点3で6チーム中5位につけている。
指揮官であるレスリー・マッケンジーHC(ヘッドコーチ)は「ディフェンスで固くいけたところは収穫になり、自信になった。セットプレーが確実に思えることは有利さにつながっている。それによってキックゲームやアタックのマインドセットに強い気持ちを持つ土台になっている」と自信を口にしている。
10月11日(金)に最終戦となる第3戦で、今大会の初白星を目指す日本代表は、今大会未勝利で、6位のウェールズ代表(世界ランキング10位)と激突する。マッケンジーHCは、スコットランド代表戦から、FW(フォワード)1名、BK(バックス)1名を入れ替えた。
FWでは、HO(フッカー)谷口琴美が先発に復帰し、公家明日香がベンチに下がった。BKは7人制日本代表としてパリ五輪に出場したWTB(ウイング)松田凜日がコンディション都合でメンバー外となり、松村美咲が先発に復帰した。それ以外の13名は3戦連続での先発となった。
FW第1列はイングランドでもプレーしていたPR(プロップ)加藤幸子と、北野和子、HO谷口の3人。LO(ロック)は佐藤優奈と吉村乙華のコンビ。バックローにはキャプテンFL(フランカー)長田いろはと川村雅未、NO8(ナンバーエイト)には2試合連続トライを挙げたベテランの齊藤聖奈が入った。
ハーフ団には、2017年ワールドカップのベストフィフティーンにも輝いたSH(スクラムハーフ)津久井萌と、キックによるゲームコントロールに長けたSO(スタンドオフ)大塚朱紗と経験値の高い2人が入った。