サクラフィフティーン、2024年の最終戦でウェールズ代表と対戦。ラグビーWXV2024 15人制ラグビー女子国際大会 WXV2
リザーブにはHOモリー・リアードン、PRメイジー・デーヴィス、ローズ、LOエヴァンス、FLケイト・ウィリアムズ、SHシアン・ジョーンズ、CTB/SOロビン・ウィルキンズ、FBコートニー・カイトが控える。
カニンガムHCは「今週は自分たち自身に焦点を当て、自分たちが得意とするプレーと、イタリア代表戦後に修正すべき点を洗い出した。テストマッチのラグビーはプレッシャーを点に変えることが重要だ」。
「我々はこれまでのテストマッチで、十分なチャンスを作ってきたが、日本代表戦では相手陣内でゴール前に入った際に、より確実に得点する必要がある。両チームとも、最高の形でシーズンを終えるためには、勝利が必要だと思っているので、エキサイティングなテストマッチになるだろう」と語気を強めた。
日本代表とウェールズは近年2度対戦しており、2017年は日本代表がウェールズ代表の若手チームと対戦して52-10で勝利したが、2021年は敵地で5-23と敗戦している。
ウェールズ代表はもちろん、FWのフィジカルは強く、BKもオフロードパスをつなぐ意識も高い。サクラフィフティーンとしては、先週同様、粘りのディフェンスを見せ、勝負どころでしっかりトライを重ねることができれば、十分に勝機を見いだすことができよう。
「WXV2」の最終戦はサクラフィフティーンにとって、2024年のテストマッチのラストマッチでもある。ランキングが上位のウェールズに競り勝ち、白星で今年を締めくくることができるか。
試合は10月11日(金)午後4:00(日本時間午後11:00)に、南アフリカ・ケープタウンのアスローン・スポーツスタジアムでキックオフされる
文:斉藤健仁/写真:(C)JRFU
斉藤 健仁