「あぶら」を落とすスープのアレンジレシピと健康を維持するための心の整え方【血液と体の「あぶら」を落とすスープ】
内臓脂肪や中性脂肪、コレステロールが気になる人は多いでしょう。医師の五藤良将先生はこれらの原因となる「あぶら」を「悪魔のあぶら」と呼び、放置をしていると、ある日突然、「脳梗塞」「心筋梗塞」などといったかたちで襲いかかってくる可能性があると言います。 写真はこちらから→「あぶら」を落とすスープのアレンジレシピと健康を維持するための心の整え方【血液と体の「あぶら」を落とすスープ】 五藤先生の最新著書『血液と体の「あぶら」を落とすスープ』(アスコム)では、そんな体の中の「死の時限爆弾」を取り除くスープを紹介しています。スーパーに売っている食材だけで簡単に作れ、作り置きできるおいしいスープを1日1杯、2週間続けることで内臓脂肪・中性脂肪・悪玉コレステロールがみるみる落ちていきます。第3回は、基本のスープのアレンジレシピと健康を維持するための心の整え方を紹介します。 文/五藤良将
アレンジレシピ
「あぶら」を落とすスープは、さまざまな料理にアレンジできます。飽きずに無理なく続けられるうえ、美味しいものを食べる幸福感と健康になれる喜びが味わえるはずです。 ※基本のスープの作り方は関連記事から ◆3種のごまあえ 「あぶら」を落とすスープの素は、お湯を入れて飲むだけでなく、和え衣としても使えます。スープの素とごま、砂糖を混ぜ合わせるだけで、だしいらずでうま味と栄養たっぷりの和え衣の完成です。 【材料(2人分)/80Kcal(1人分)】 ・ほうれん草……100g ・パプリカ(赤・黄)……各1/2個 ・「あぶら」を落とすスープの素……1個 ・黒すりごま……大さじ1 ・砂糖……小さじ1/2 【作り方】 1.ほうれん草は根を除いて3cm幅、パプリカは5mm幅に切る。 2.耐熱容器にパプリカ、ほうれん草の順にのせてふんわりとラップをかけ、電子レンジで3~4分加熱する。全体がしんなりとしたらあら熱を取り、しっかりと絞る。 3.「あぶら」を落とすスープの素を電子レンジで解凍(600W40秒、500W約50秒)し、黒すりごまと砂糖を混ぜ合わせて和え衣を作り、2をあえる。 ◆台湾風混ぜ麺 中華麺の上に、レンジで作ったスープの素入り肉みそ、細かく刻んだにらやねぎ、砕いたピーナッツ、かつお粉、卵黄などをのせて混ぜ混ぜ。風味やうま味が楽しめる、ヘルシーな汁なし即席めんです。 【材料(2人分)/677Kcal(1人分)】 [A] ・豚ひき肉……100g ・砂糖……小さじ1/3 ・豆板醤……小さじ1 ・オイスターソース……大さじ1/2 ・「あぶら」を落とすスープの素…1個 ・にら……3本 ・ねぎ……40g ・ピーナッツ……20g ・中華麺……2袋 [B] ・エキストラバージンオリーブオイル(普通のオリーブオイルでもOK)……大さじ1と1/2 ・鶏ガラの素……小さじ1 ・黒すりごま……大さじ2 ・かつお粉……小さじ2 ・卵黄……2個 ・りんご酢・ホワジャオ(花椒)……適宜 【作り方】 1.耐熱容器にAを入れてざっくりと混ぜたら「あぶら」を落とすスープの素を上にのせてラップをかけ、電子レンジで3分加熱する。一度取り出して「あぶら」を落とすスープの素も一緒に混ぜ合わせて、さらに電子レンジで3分加熱して火を通し、肉みそを作る。 2.にらは5mm幅のざく切り、ねぎは小口切り、ピーナッツは砕いておく。 3.中華麺をゆでてBを全体にからませて器に盛りつけ、1の肉みそと2の具材とかつお粉、卵黄を盛り合わせる。すべてを混ぜながらいただく。お好みでりんご酢やホワジャオをかける。