愛知県・大村知事が定例会見4月19日(全文2完)変異株に置き換わるのは自然の流れ
病床の確保をどう進める考えなのか
朝日新聞:朝日新聞の【オカモト 00:38:08】です。ちょっとお話変わりますが、病床についてお伺いいたしますけれども、土曜日の対策本部員会議でも、広がってくれば、病床逼迫っていうのもすぐにやってくる可能性があるというようなご意見も出ていたと思うんですが、今、確保されている病床をもっともっと【ド***** 00:38:37】的に増やしていく等々の検討をされているのかどうかと。あとやっぱりなかなか口で言うのは簡単ですが、やるのはなかなか難しいと思うんですが、その辺り、どういうふうにこれから病床の確保っていうのを進めていかれるお考えなのかっていうのを、もうちょっと具体的に教えていただけると。 大村:病床は、今、全体で1215だったな。1215、それから重症病床が126ということなので、重症病床というのはやはり設備、ハードの設備とマンパワーの確保がより必要なので、126で、まずは確保して対応するということだと考えておりますが、全体の病床1215は、これは、さらにこれを増やしていくという方向で、県内の医療機関には、要請、働き掛けをしております。 これは昨年12月、1月、第3波で非常に厳しい状況のときから、12月、1月の段階でぐっと、900から1215まで増やさせていただいたんですが、お願いをしたんですけれども、それをさらに増やしていくべく、医療機関には働き掛けをさせていただいておりまして、今、そういう方向で、今、積み上げをさせていただいております。さらに増やす、増えるという方向で、今、積み上げをさせていただいておりまして。いつまでにっちゅうのはあれですけれども、そういった準備は着々と今、やらせていただいております。もう少し、これは増やしていきたいというふうに思っております。
あらためて若年層へのメッセージがほしい
CBCテレビ:CBCの【イヌカイ 00:40:38】です。すみません、コロナの話の、先ほどのクラスターの話に戻るんですけれども、6Kのクラスターで、高校生によるカラオケでクラスターが発生したということで、知事、先ほど、これは教育委員会ですか、会食とかカラオケとかを控えるように指導した、指示したというふうにおっしゃっていましたけれども。あらためての若年層に、変異株は若年層に対しても感染力が強いということもありますので、あらためて若年層に対するカラオケを、先週、カラオケの利用自粛には協力金という新たな政策も発表されましたので、その点も含めて、ちょっとメッセージをいただきたいのと。現状で、教育委員会がどういう指導をしているのかというのを具体的に教えてください。 大村:とにかく今回、1つはまず、変異株ウイルス、これは毎週ですか、あした、火曜日ですかね、月曜日までのやつを、1週間分あした発表させていただきますが。そのことと、これ、今現段階では国のほうが変異株ウイルスを調べておりますし、われわれに報告があり次第、皆さんにお知らせをさせていただいておりますが、先週、先々週の結果を見ると、愛知県の場合、調べたうちの45%が変異株ウイルスということなので、もうたぶんこれはもうちょっと上がっているんではないかと思います。東京というか、首都圏よりも比率が高いのは、やっぱり、大阪、関西に近いということなのかなというふうに思いますが。いずれにしてもこの傾向からして、やはり、より感染力の強い変異株ウイルスに置き換わっていくのは、これ、自然の流れといいますか、そういうふうに見ざるを得ないと思いますので。 そういうことからいたしますと、この今回の変異株ウイルスは、大阪、兵庫の例を見ると、やはり若い方にもうつっていく。そしてもって感染力が強いという特徴があるということでありますので、とにかくこれは、気を付けていただいて、そういう密になる場面を避けてもらう。そして今しばらく、やはりさまざまな行動は自粛をしていただくということに尽きるというふうに思っております。 なので、若い方にはさまざまなSNS等でのメッセージもお伝えしたいと思いますし、またいろんな場面で、声掛けをしていきたいと思いますし、特に組織的にいえば、労働組合の皆さんとか、連合さんとか、また各企業、産業の皆さんから、やはりそうしたところにしっかりと働き掛けをしていただきたいと思っておりますし。また、あらためて私どもから、学生さんには、大学にはまた大学協会といいますか、県の学長懇話会かな、そういったところからも働き掛けをしていきたいというふうに思っておりますし。