愛知県・大村知事が定例会見4月19日(全文2完)変異株に置き換わるのは自然の流れ
感染対策見直しの必要があるのか
東海テレビ放送:東海テレビです。今の質問と関連です。先ほどちょっと知事のご認識というか、県の認識と豊田市の認識がたぶん若干違うというようなことだと思うんですけども、対策をされていたのか、されていないかのという、どちらに前提に立つかによってこれは変わってくると思うんですけども、仮に豊田市が説明してるとおりに、ある程度の対策をしたということで、かつ感染が広がっていたんであれば、これまでのやっている対策だけでは足りない、不十分ではないかという、あるいは感染対策の見直しの必要があるという可能性もあるんですが、その点はどういうふうにお考えでしょうか。 大村:感染症ですから。感染症なので、ウイルスが人を媒介してうつっていく、ヒト・ヒト感染、接触、それから飛沫ということなんですね。なので、原因は明らかなので、それに類する行為がその場で行われたのでうつっていくということなので、それは感染対策が万全に行われていて、それでもうつるということはありません。ありません、それは。なので、そういうふうに対策を取られていたということの認識が違っているというふうに私は思いますね。違ってますよ、間違いなく。やられていればそんなふうにうつるわけはないですもん、それは。 だからあの人数をその場所に突っ込んだというところからやはり始まってると思いますね。密の場面をつくった、ということではないでしょうか。それと本当にそこで対策を取られたか。例えばマスクをしてても声を出せばやはり飛沫は出ますからね。マスクも不織布からいろんな布から、いろんなものによって効果は違いますから、それは飛沫は出ますよね、ということなんです。だから私はあれだけここで今、私どもに報告があったけど、55人も感染者が出てるわけですから。で、まだ収束しておりませんのでね。そういう意味でそこで対策が取られていたということはないと思わざるを得ないということだと思います。というふうに言われるなら、いま一度さらにきっちりと調べていただきたいということに尽きます。はい、どうぞ。