あこがれの街「吉祥寺」で「約3kmウォーキング」 歴史と自然「アウトドアスポット」めぐり!
■吉祥寺の氏神「武蔵野八幡宮」
続いて吉祥寺駅の反対側、北口へと足を延ばしてみる。駅北口からアーケードのある「吉祥寺サンロード商店街」を北上して繁華街を抜けると、立派な鳥居の「武蔵野八幡宮」が見えてきた。 武蔵野八幡宮は、奈良時代に初代征夷大将軍である坂上田村麻呂が、宇佐神宮(大分県宇佐市)の御分霊を祀ったのが始まりとされている。徳川4代将軍の家綱公の時代に、明暦の大火によって本郷元町(今の水道橋駅付近)からの吉祥寺に移されたという。 現在の吉祥寺では「氏神」として親しまれており、パワースポットとしても人気が高く、多くの人が日々参拝に訪れている。緑に囲まれた参道を抜けると、荘厳な社殿を拝むことができる。神秘的な空間の中お参りをすると、心まで洗われたような気持ちになった。 【アクセス】 JR中央線・総無線・京王井の頭線・東京メトロ東西線 吉祥寺駅から徒歩10分
■歴史を感じながら吉祥寺散歩を楽しもう
今回は、吉祥寺駅の南側に位置する井の頭恩賜公園から、北側にある武蔵野八幡宮までの合計2.7kmをウォーキングしながら、歴史あるスポットをめぐった。 こだわりのアウトドアショップやカフェ、飲食店など都会的な施設と、穏やかな自然とが近いエリアにぎゅっと詰まった「住みたい街ランキング」上位の吉祥寺。実際に歩いてみると、アウトドアの聖地としての魅力以外に、平安以前からの神社仏閣が佇む歴史の深い場所であることを実感できた。 吉祥寺エリアに来た際は、ここでしか買えないこだわりのアウトドアギアを手に入れて、次のアクティビティの予定を立てながら自然の景色を眺めつつ、ウォーキングと歴史散策を楽しんでみてはいかがだろう。 伏見 みう(ふしみ みう) アラサー元エンジニア。退職後、憧れの北欧デンマークでアウトドアライフを満喫。帰国後はアウトドアに特化した北欧ネイチャーツアー事業に携わりながらスキーや登山、キャンプに出かけたり、愛車ジムニーで車中泊の旅を楽しんでいます。アウトドアの楽しさ・魅力を発信できる記事を書けるように努めたいです。
伏見 みう