ロイヤルレディの華麗なるジュエリー図鑑【アクアマリン編】
特別な機会に身につけるティアラから公務や日常使いのネックレスやイヤリング、リングまで。エレ派の花嫁を魅了してやまない、世界のロイヤルレディが愛用するジュエリーの数々を宝石別にご紹介。今回は幸せな結婚や愛の守護石として有名なアクアマリンをフィーチャーします。
アクアマリンの魅力って?
生命の源である海を象徴する石としてギリシャ神話にも登場するアクアマリン。透明感あふれる穏やかな海を彷彿させるブルーの色合いは、ヒーリング効果が抜群。またコミュニケーション力を高め、幸せな結婚のお守りとなる石とされています。
マデレーン王女
アクアマリンの王室ジュエリーといえば、スウェーデン王室に代々伝わるアクアマリン・ココシュニック・ティアラ。巨大なアクアマリンを中央に、石の間に繊細な格子のようなダイヤモンドを配した華やかなデザインに視線くぎ付け。マデレーン王女は、これにダイヤモンドのエポーレット・イヤリングを合わせ、さらなる輝きを加えています。2019年のノーベル賞授賞式にて。
マキシマ王妃
2022年、インド国賓訪問の晩餐会に出席したオランダのマキシマ王妃。ペアシェイプのアクアマリンとダイヤモンドが幾何学的に連なるアール・デコ調のティアラは、もともとは故ユリアナ女王のコレクションだったもの。マキシマ王妃はこれにアクアマリンとイヤリングとブローチをコーディネートしました。
シャルレーヌ公妃
2013年、毎年恒例の赤十字ガラに出席したモナコのシャルレーヌ公妃。耳元で華やかに主張するシャンデリアイヤリングは、アクアマリンとパヴェセティングのダイヤモンドが組み合わせられたグラフのもの。ブルーのサテンドレスとも相性抜群です。
ソフィー妃
アクアマリンが大のお気に入りのエディンバラ公爵夫人ソフィー妃。大きなアクアマリンが一粒セットされたティアラは、波を想起させるスクロールデザインが特徴的。お揃いのペンダントも清楚な輝きを放っています。2015年、スウェーデンのカール・フィリップ王子の結婚式にて。
ダイアナ元妃
1996年、シドニーで開催されたチャリティガラに参加したダイアナ元妃。手元を飾るのは、エメラルドカットのアクアマリンがあしらわれたゴージャスなカクテルリングと、アクアマリンの留め具がついたパールの5連ブレスレット。ヴェルサーチェのブルードレスとも見事に調和しています。