「ご当地味ぽん」始動 第1弾は「宇都宮餃子」 Mizkan
Mizkan(ミツカン)は7月19日から「味ぽん」ブランドの新シリーズとなる「ご当地味ぽん」プロジェクトを立ち上げ、同日に第一弾となる「味ぽんfor宇都宮餃子」を新発売。今年で発売60周年を迎えた「味ぽん」ブランドと全国のユーザーとの距離をさらに近づけるため、各地域のご当地グルメ、名産品にフォーカスした新シリーズを展開する。 同社は新シリーズについて「各地域の食文化をもっとおいしく、もっと多くの人に届けたいとの思いで新しい需要創造と地域活性化に貢献する新シリーズの開発に至った」。 新シリーズの開発については、ミツカンだけでなく多くの人が携わっていることもポイント。「味ぽんfor宇都宮餃子」については、餃子とぽん酢の相性が非常に良く、宇都宮餃子を盛り上げたいとの思いもあったことから開発に着手し、協同組合宇都宮餃子会(事務局長・鈴木章弘氏)と餃子マニアの塚田亮一氏の監修のもと、宇都宮餃子のおいしさを引き立てる特別な「味ぽん」を開発した。
「味ぽんfor宇都宮餃子」はニラやしょうがの香味感のある宇都宮餃子を楽しめるように、「味ぽん」をベースにしながら粕酢、3種類の醤油を使用するなど食酢、醤油、柑橘果汁を吟味してブレンドした。唐辛子、黒胡椒、山椒を使用して開発した特製ラー油のあとひく辛さも楽しめることも特徴だ。200㎖、税抜き参考小売価格750円。 まず関東エリアの高速道路の各サービスエリア・パーキングエリアなどで販売を始め、10月から順次、販売場所を増やしていく計画。また「味ぽんfor宇都宮餃子」に続く新商品の開発にも着手。順次展開していく予定だ。 ミツカンは7月19日、都内で発表会を開催した。同プロジェクトを担当するマーケティング企画1部調味料2課の田中史恵主任のほか、宇都宮餃子会の鈴木氏、餃子マニアの塚田氏が登壇。またゲストとしてU字工事も登場し、新プロジェクトの始動、新商品の発売を盛り上げた。