草彅 剛「自分のことを役者とは思っていない。歌も踊りも色々やりたい」
● 草彅 剛(くさなぎ・つよし)
1974年生まれ。1991年CDデビュー。主な出演作に、映画『黄泉がえり』(03/塩田明彦監督)、『日本沈没』(06/樋口真嗣監督)、『あなたへ』(12/降旗康男監督)、テレビドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(04/CX)、『任侠ヘルパー』(09/CX)、大河ドラマ『青天を衝け』(21/NHK)など。2017年には「新しい地図」を立上げ、その後自身主演の『光へ、航る』(太田光監督)を収めたオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』(18)が大ヒット。また、「アルトゥロ・ウイの興隆」(2020、2021~22年に再演)、「シラの恋文」(23~24年)など舞台作品にも出演。その他出演作に、映画『まく子』(19/鶴岡慧子監督)、『台風家族』(19/市井昌秀監督)、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀主演男優賞に輝いた『ミッドナイトスワン』(20/内田英治監督)、『サバカン SABAKAN』(22/金沢知樹監督)などがある。
『碁盤斬り』
第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した『ミッドナイトスワン』の草彅 剛が、今度は、冤罪をかけられ復讐に燃える武士に挑み、時代劇を初めて手掛ける『孤狼の血』の白石和彌監督と強力なタッグを実現、新境地を切り開く! 共演は、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼と錚々たる豪華絢爛な顔ぶれが集結。堅物なヒーローが囲碁を武器に死闘を繰り広げる、疑心と陰謀渦巻く愛と感動のリベンジ・エンタテインメント。 物語/父娘の絆を斬ってもなお、武士には守らねばならない誇りがあった。浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘のお絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進とお絹は、復讐を決意する。絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる! 5月17日(金)全国公開、配給/キノフィルムズ ©2024「碁盤斬り」製作委員会 文/浜野雪江 写真/トヨダリョウ スタイリング/細見佳代(ZEN creative) ヘアメイク/荒川英亮 編集/森本 泉(Web LEON)