「大阪880万人訓練」実施・マナーモードでも緊急メール着信音が響き渡る
大阪880万人訓練が2日午後、大阪府内で行われた。府内各地で携帯電話を持っていたら、マナーモードにしていても着信音が鳴る「大津波警報発表」の訓練通報メールを受信するというもので、大阪市中央区道頓堀の戎橋付近では、突然の着信音に驚きの表情を浮かべる人たちの姿が多くみられた。 【動画】会見で大阪880万人訓練の説明を行う大阪府の吉村洋文知事
府によると、この訓練は今回で11回目で、巨大地震の発生を想定し、2日午後1時半に府下市町村や企業などと連携し「地震発生」を館内放送や屋外スピーカーなどで府民に知らせるもの。同1時33分ごろには大津波警報発表を伝える訓練用のエリアメールや緊急速報メールが、携帯電話に一斉に届いたが、携帯電話をマナーモードにしていても、メールの着信時に着信音が鳴るようになっていた。
大阪市中央区道頓堀の戎橋では、通行人らの携帯から一斉に緊急速報メールの着信音が鳴り響き、突然鳴り響く電話の音に驚きの表情を浮かべる人の姿が多くみられた。