【MLB】 カブスが首位ブリュワーズに先勝 今季の望みを繋ぐ 鈴木は無安打
【ブリュワーズ1-3カブス】@リグレー・フィールド
日本時間7月23日、今日から首位ブリュワーズとの直接対決3連戦が始まったカブスは、初戦に先勝。先発ハビアー・アサッド以下、5投手の継投リレーで3対1と逃げ切った。2番手ドリュー・スマイリーに3勝目(5敗)が付き、ブリュワーズは先発のトバイアス・マイヤーズが5.2回2失点と試合を作りながらも、4敗目(6勝)を喫している。カブスの鈴木誠也は4打数無安打に終わった。 【動画】ブリュワーズ・アダメスの16号ソロ(MLB.comより) カブスは3回、2番マイケル・ブッシュのタイムリーで1点を先制。4回にも二死満塁のチャンスを作り、ワイルドピッチで1点を追加した。さらに6回にも4番イアン・ハップの16号ソロで加点したカブスは、今日も投手陣が冴えた。先発アサッドが3.2回をゼロに抑えると、そこからドリュー・スマイリーが1.2回を無失点に。先発が早々に降板しながら、ブルペンの活躍で試合を拾うことができた。 カブスは試合前にジェド・ホイヤー編成本部長が「今週にかけて事が変わらない限り、我々は恐らく今季のチームだけを助ける動きを多くはしないだろう」と買い手に回らないことを示唆した。前日までのダイヤモンドバックスとの3連戦には1勝2敗と負け越し。今永昇太の好投でスイープこそ免れたが、ワイルドカードを争うライバルに対する負け越しは痛かった。しかし、もし首位ブリュワーズ相手にスイープするようなことがあれば、方向性が変わる可能性も十分ある。今日の勝利でひとまずの望みは保たれた。 カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場。第1・2打席は空振り三振、第3打席はショートゴロダブルプレー、第4打席はサードゴロに倒れた。4打数0安打で今日を終え、打率.261、OPS.793となっている。