【MLB】 後半戦最初の週間MVP 3試合で9安打のロイヤルズ・ウィットJr. 自身初受賞のドジャース・ラックス
日本時間7月23日、2024シーズン17回目の週間MVPが発表された。ア・リーグからは遊撃手ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)が、ナ・リーグからは二塁手ギャビン・ラックス(ドジャース)が選出。ウィットJr.は今季の5月第3週に受賞して以来、自身2回目の栄誉に輝き、ラックスは自身初の週間MVP獲得となった。 ウィットJr.は先週、自身初のオールスター・ゲームにも出場。週間MVP獲得と並んで、この上ない後半戦のスタートを切った。ウィットJr.の打撃成績は圧倒的で、11打数9安打、1本塁打、1二塁打、4得点の大暴れ。3試合で9安打を荒稼ぎし、打率・出塁率・OPS(2.015)は当然メジャートップだった。実は、ウィットJr.の父親ウィットSr.も、1994年6月第4週に週間MVPを受賞した経験がある。ウィット親子は史上14組目の週間MVP受賞歴のある親子となった。 ラックスはキャリア初の週間MVPに輝いた。ドジャースは後半戦最初のレッドソックスとのシリーズに3連勝。その原動力となったのがラックスのバットだった。ラックスは9打数5安打、3本塁打の成績。本塁打数、長打数、塁打数で先週リーグトップを走った。ドジャースの選手としては、今季大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスに次ぐ3番目の週間MVP受賞者に。かつて高い評価を受けた26歳は、先週の活躍を本格開花のきっかけとできるだろうか。