【レパードS】体系整備の今年は東京ダービー組に注目 好データ3つに合致のハビレを推奨
東京ダービー組に注目
レパードSのデータをまとめてみよう。 【好走データ】 A「美浦所属」 B「キャリア6~8戦」 C「前走ユニコーンS」 D「前走1600mか2000m」 E「前走馬体重460~470Kg」 F「芦毛・白毛」 【連対馬なし】 G「キャリア3、4、9、10、12戦以上」 H「中1週以内」 連対馬が出ていないG「キャリア3、4、9、10、12戦以上」に、アラレタバシル、ソニックスター、ブシン、ブルーサン、ミッキークレスト、ミッキーファイトの6頭が該当。それなりに人気を集めそうな馬たちである。2014年3番人気5着アスカノロマン(9戦)、2016年3番人気7着ネクストムーブ(3戦)、昨年1番人気14着ミスティックロア(3戦)など、人気して飛ぶケースも多く、上記6頭は自信をもって切るとしよう。加えてH「中1週以内」に該当するメイショウフウドウも除外し、残った10頭で検討していく。 プラスデータを多く持っているのは、ウィンドフォール(AEF)、ハビレ(ABD)、ピュアキアン(ABC)の3頭。中でも強いのは、複勝率40.9%のD「前走が2000m(1600mは少し数字が落ちる)」と、同36.7%のF「芦毛・白毛」。これに該当するウィンドフォールとハビレが本命候補となる。 今回、いろんな意味で注目したいのはハビレの方。上述したように名称と時期が変更されてしまった好相性ローテのJDD。開催時期や施行条件から、これの代わりとなりそうなのが先月行われた東京ダービー(JpnⅠ・大井2000m)だ。唯一の東京ダービー組となるハビレがどんな結果を残すのか。過去のJDD組同様、好走を期待して本命としたい。 一方のウィンドフォールはデータがないキャリア1戦で、加えて賞金的に除外対象。残念ながら出走できれば期待。という位置に置く。よって、対抗は同じくプラスデータを3つ持っているピュアキアンでいいだろう。 以降は、プラスデータを2つ持つノットイナフ(BE)とロジアデレード(AB)。ノットイナフの該当する前走鳳雛Sは、サンプル数が少ないとはいえ【0-0-0-7】と馬券に絡んでいないのが気になるので、▲ロジアデレード、△ノットイナフの順とする。 ◎ハビレ ◯ピュアキアン ▲ロジアデレード △ノットイナフ 注ウィンドフォール 《ライタープロフィール》 門田 光生(かどた みつお) 競馬専門紙「競馬ニホン」で調教班として20年以上在籍。本社予想などを担当し、編集部チーフも兼任。現在、サンケイスポーツにて園田・姫路競馬を中心に予想・記事を執筆中。 登録馬の一番上にいる「アラレタバシル」。由来は「霰たばしる」(和歌)とのことだが、初見で「当たれば走る」と自信をもって読んだ。最近、馬名の読み、書き間違いがひどすぎる。だめだ、こりゃ。
門田光生